こんにちは、めたぼザビでございます。
Twitterのフォロワーさんから、「札幌のおいしい回転寿司店まとめてください」というリプライをいただいたので、今回はそれを記事にさせていただこうと思います。
このような記事のご要望は大歓迎でございますので、どしどしお寄せくださいませ。
最初に申し上げておきますが、私の主観や偏見ががっつり入っている上に、マイナス評価への忖度が一切ありません。よって、時折強めの表現になりますことをご了承ください。
札幌にお越しの際、ご参考になればと思います!
情報のアップデートは保証できかねます。
なぜ回転寿司が人気なのか
これは、札幌だけでなく、金沢でもいえることかと思いますが、鮮度がよくてネタが大きめだからであるといわれています。
個人的に、よく勘違いされやすいのが、「地元の新鮮な魚介がたくさん食べられる」ことです。
確かに、他の地方に比べて相対的に「たくさん」かもしれません。
しかし、数多あるメニューの大半を、地産地消で賄えるわけもありません。
そういう意味では、他の地方でとれたネタがおいしい!なんてこともありえます。
地元の海鮮をおいしく食べる、という意味ではどの地方でも回らない寿司屋が頑張ってくれています。
九州に住んでいた際、回転寿司店のあまりのクオリティの低さに正直苛立っていましたが、大人になってから九州の回らない寿司屋を回ると、天草、長崎、大分、宮崎、鹿児島などローカル色豊かな魚介をおいしく食べることができました。
私が回転寿司屋に求めること
私は食べるのが好きですが、某サイトのように細かく点数化したことはありません。
食が好きな友人達とのグループLINEで SSSからCでランク付けすることはありますが、これは備忘のためです。
ゆえに、近場のレストランを忘れるはずがないので、考察したことがないのですが、以下の3点です。
シャリの温度
お寿司においてごはん(以下シャリ)の温度は重要なファクターであると考えます。
回らないお寿司と異なり、回転寿司店はこの点に疎いお店が多いです。
(もちろん、回らない店でも疎いところはありますが。)
基本的にはなくなりかけたら補充するスタイルです。シャリが冷たくない時間帯も読めません。
そういう意味では混雑店は追い風になります。
シャリの消費量も多く、シャリが食べごろを過ぎる前に消費されていき、次のが補充されていきます。
ところが、混雑店はシャリが冷たくないのかと言われればそうではありません。
そもそもシャリへの意識がない店は、前もってシャリを準備している店もあり、こういう店は食べごろが過ぎてしまいます。
これに関しては、実際に行って食べてみるしか確かめる術がありません。
回らない寿司にはないメニューが充実している
〇〇サラダや各種サイドメニューは、回らない寿司屋では食べることのない魅力的なものが多いです。
その中でも自分の好きなメニューがあれば、リピートすることが多いです。
大半は公式サイトやSNSで発信されていますが、実際にいってみるとそれ以外にも充実していることが多々あります。
他の店にはないキラーコンテンツがある
キラーコンテンツとは、その情報やサービスがたくさん消費されるだけでなく、周辺のものまで消費させる影響力を持つコンテンツのことです。
回転寿司店でいうと、「その商品一つでその店を繁盛させるポテンシャルを秘めている」商品と定義しておきます。
本題の前に。。。
私が札幌でいかない回転寿司店として、花まる、とっぴー、まつりや、和楽、四季彩亭などがあります。
理由は、ネタが小さい、ネタの質が悪い、下処理ができていない、シャリが冷たい、近くだと行くかもしれないがわざわざ足を運ぶまでもない、など理由は様々です。
(どの店がどの理由かはあえて伏せさせていただきます)
仮に、上記店舗で気になるところがありましたら、ネットで検索してみることをお勧めいたします。
行かない店の情報はアップデートできていないのです(申し訳ございません)。
各店にファンの方がいまして、これ以上刺激したくないのでこの辺にしておきます。
以下、私がよくいくお店のレビューとなります。
トリトン
ネットで検索したらまず必ずヒットする札幌回転寿司の王者。
大事なことなのでもう一度。王者!
札幌に数店舗あり、地下鉄から徒歩圏内で行ける場所が多いです。
ごはんも比較的よく、ネタも新鮮、クレジットカードのタッチ決済対応、といいこと尽くしなのですが、人気ゆえ待ち時間が酷いと2時間以上になることがあります。
空腹時間帯を予想して前もって動くことが重要になります。
地下鉄で行きやすいのは豊平店
地下鉄から徒歩圏内の店舗として、
・豊平店(学園前駅から7分)
・栄町店(栄町駅から7分)
・平岸店(南平岸駅から8分)
・円山店(西28丁目駅から9分)
・北8条光星店(東区役所前駅から10分)
があります。
どの駅も都心部(さっぽろ、大通、すすきの)から行きやすいのですが、その中でも所要時間が短いのが学園前や東区役所前あたりです。
では、各価格帯の個人的おすすめメニューをご紹介。
独断と偏見が多く混じっております。
138円
主に魚介以外のメニューで構成されています。
個人的なおすすめは厚焼玉子(温)です。
おつまみにいかがでしょうか。
176円
この辺から魚介がちらほら登場します。
おすすめは、エビマヨ、まぐろたたきです。
まぐろたたきは、昔懐かしのねぎとろって感じです。
ああ食べたくなってきましたw
231円
サーモン、イカ、タコ、〆鯖などが登場します。
おすすめは白つぶです。
275円
まぐろが登場する価格帯です。
おすすめは、真いかゆず塩、炙りサーモン塩あたりです。
あと、プリンおすすめです。プリンですよ!
319円
おすすめはほたて、炙りえんがわ焦がし醤油です。
時期によって、地物やりいかが並ぶことがあります。おすすめです。
374円
時期限定メニューがたくさん並ぶ価格帯です。
おすすめは、生サーモンといくら醤油漬けです。
時期によって、余市産の南蛮エビが並ぶことがあります。おすすめです。
473円
おすすめは時期や数量が限定されているものになります。
その中でもひと際輝きを放っているのが極上ねぎとろです。
思い出しただけでうっとりしてまうわ、真島くぅ~ん(西谷風)
他にも平目のえんがわなんかもここに入ってきます。
注意点として、この極上ねぎとろ、日によって質にムラがめちゃくちゃありますw
前日の残りをチューブで盛り付けている場合があり、それを消化しないと真の極上にありつけない仕様になっています。
食べたい人は夕方あたりを狙いましょう。
なごやか亭
さて、お次はなごやか亭になります。
トリトンと同等の価格設定で、主に郊外にあります。
時期によってはトリトンを超える質のネタを提供してくるため、侮れません。
かつてはサーモン3貫盛が189円というバグったコスパを誇っていたメニューが存在し超人気だったがさすがに安すぎたので廃止。それでも人気のお店です。
事前予約できることがある
回転寿司店というものは基本的には予約ができません。
しかしなごやか亭は、EPARKというサイトから、順番待ち予約をすることができます。
時間帯によってできないことがあるため、詳しくはネットで検索してみることをお勧めします。
地下鉄で行きやすいのは発寒店
なごやか亭の欠点として、ほぼ郊外に存在する、ということが挙げられます。
ほとんどが自動車必須ですが、発寒店は宮の沢駅から徒歩3分です。
とはいえ、宮の沢は地下鉄東西線の終着駅であり、駅自体が遠いです。
価格別におすすめメニューを見ていきたいのですが、どうも私の記憶と公式サイトのメニュー表の価格が異なっているようです。ということで、品目を列挙していきたいと思います。
トリトンでおすすめにあげたもののうち定番メニューはなごやか亭にも存在し、同じくおすすめメニューとして重複(プリンもうまいぞ!)するので、トリトンにはない特徴を持つおすすめメニューをピックアップします。
寿司屋のづけまぐろ
炙り加工をしてある漬けまぐろ。
刺さる人には刺さる、刺さらない人には刺さらない。(進次郎構文)
そんなメニューになります。
かつては「大人の漬けまぐろ」というメニューでしたが、何が大人なのかよくわからないという声が多数で、メニュー名が変更されたという経緯があります。
生トロサーモン
たびたび出現する数量限定メニューです。
仕入れがあるときはだいたいコンベアにメニュー表示が流れています。
炙りえんがわ焦がし醤油
ネタが小さめで、トリトンよりお高いんですが、柚子胡椒が乗っております。
これがいい仕事しています。柚子胡椒代高すぎるやろ。
かにみそ
通常、かにみそ軍艦と言えば、味噌とかにの身が分かれて入っているものですが、なごやか亭はなんと味噌と身を和えてあります。
私はあまり食べませんが、注文している人をちょいちょい見かけます。
本マグロ中落ち
いわゆる極上ねぎとろ枠です。たまに出現します。
質によって価格が変動します。
ブラッドオレンジのスムージー
最近メニューになっていたスムージー。侮るなかれ、めちゃくちゃおいしい。
イクラに関する注意点
ここのイクラは通常「ますいくら」となります。
なごやかさんが鮭のイクラの扱う場合「鮭いくら」と表記されます。
なにやらイクラの割に安いぞ~と思ったらそういうことなので注意!
やはり鮭のイクラより味が落ちるな~と感じます。
活一鮮
これまで、トリトンとなごやか亭について力説してきました。
基本的にこの2店舗がツートップと考えて全く問題ありません。
しかし、この2店舗の欠点として、都心部にない、ということが挙げられます。
その点を解消してくれるのが、この活一鮮です。
ノルベサという、すすきのの近くのアミューズメントビルのテナントに入っています。
都心部によく用事があるので、私自身、非常にお世話になっております。
都心部に入っているメリットがある一方で、いくつかデメリットが存在します。
不死鳥のごとく値上げをしてくる
このお店はかつて、インバウンドで大盛況であり、地元の人間をターゲットにはしていませんでした。芽ネギとかあるし。
しかし、コロナ禍に陥り、地元客にフォーカスする必要性が出てきました。
そのため客足を回復させることができず、緊急事態やまん防の際には容赦なく閉店をしていました。
時短ではありません、閉店です。
あと、妙な臨時休業がたびたびあります。
そしてあろうことか、宣言明けの開店のたびにけっこうあからさまな値上げをしてくるのです。
モノによってはコロナ前に比べ、6割以上上がったものもあります。
ぐるなびは情報更新されていません。油断厳禁です。
パウエルもびっくりです。
特に、高頻度で注文する私が好きなものは、データ上売れ行きが良く表示されるのか、値上げのターゲットになりやすいです。悲しいです。
地元の民にやさしくしてほしいものです。
軍艦、巻物の注文時間が長め
通常、回転寿司で軍艦や巻物商品を作るのは、裏に詰めているスタッフさんで、スペースも広く、作り手さんもそこそこいます。
しかし、このお店は、板前さんが役割分担で狭いまな板で調理するので、通常のにぎりメニューより少し来るのが遅れます。
特に混雑時は顕著です。
おすすめメニューに偽りなし
あれ、これメリットじゃね?と思うじゃないですか。
そうではありません。
レギュラーメニューが大したことないんです。
僕が行かないことを選択した店舗とだいたいいい勝負です。
ここで、おすすめメニューのうち、私が好きなものを列挙していきます。
活タコ
この店の最強。だがたまに入荷していないことがあります。素直に凹みます。
コロナ前は290円くらいだったのですが、現在は471円です。やりすぎ!
でも、食べちゃうんだなあ、これが。
ぶりとろ(焦がし醤油)
良質なフィッシュオイルが五臓六腑にしみこみます。
約600円です。〇ぬ。
生真いか、生やりいか
この店の最強その2。
真いかなのかやりいかなのかは時期によります。
いまは真いかですが、そろそろやりいかになります。
約440円くらいですが、ガチでうまいです。
山わさび、ゆず塩、生姜から選べます。
山わさびが多いらしいですが、私は生姜です。
普通の真いか、やりいかもあるので間違えると地獄を見ます。
価格を見て判断しましょう。
ほっきサラダ
サラダ系で歯ごたえ味共に抜群。
かつては準レギュラーでしたが、いまではレギュラー化しました。
たまになごやか亭にも出現します。完全にこれの上位互換なので見かけた場合は逃さないことをお勧めします。
その他
ほたてはコスパがいいようです。
本マグロ赤身は札幌の回転寿司で随一だと思いますが、今年の3月に大幅値上げしました。
(320円→471円)
ほかにも「おすすめ」欄のメニューは優秀なものが多いです。
まとめ、あとがき
いかがだったでしょうか?
活一鮮はわりかしボロクソですが、これは愛ゆえです。
ドラスティックな値上げ、しかも私が好きなやつを狙い撃ちすることもたびたびあり、愛ゆえにショックを受けたものです。
実際には店長さんと副店長さんとはとても仲がいいです。
しかし、言いたいことははっきり言います。FIREの民ですから。
ご精読ありがとうございました!
コメント
最近まで「トリトン」が美味しいのを知らず(「とっぴー」などと同等と思っていました)、「なごやか亭」「花まる」の2強だと思ってました。
札幌にもここ数年で本州の価格帯の安いチェーン店が増えたせいか、混雑も少なくなりました。「なごやか亭」が八軒店と発寒店しかなかったころは凄い混んでいたのを覚えています。
それはもったいない!ぜひトリトンへw
そうですね、トリトン以外はだいぶ入りやすくなりましたね