こんにちは、めたぼザビでございます。
株はリセッション局面に入っていきそうですね。
ついにはあのJAPANまでもが長期金利の事実上の利上げを発表。
日本から借款している国もそうですが、ローンを組んでいる方も目が離せませんね。
短期金利にメスが入らないか、要注視です。
もし不動産価格が下がるようであれば、私も参入するかもしれません。
今回のトピックはそれとは全く関係なく、大学2年生の頃について書いていきたいと思います。クズと言って差し支えない1年生の状況を清算し、リタイアに向けた種まきをした1年でした。
過去記事からの続きものとなっておりますので、併せてそちらもご覧いただけると幸いです。
人生、何が役に立つかわからないものです。
他クラ天国
東京大学のシステムに、他クラス聴講(通称他クラ)、というものがあります。一年次に落とした必修の科目を履修し直せるというアホ出荷神システムです。
ちょっぴり強くてニューゲームです。弱くてニューゲームの人もいます。
今では上限が75点のようですが、語学に関していえば、当時は100点が上限だったので実質ペナルティがないようなものです。
実際にFLASH動画にて同タイトルの替え歌がサカナ天国を基に作られ、学内でバズったものです。
YouTubeにありました
担当教官を自由に選べる
他クラは基本的に自由に担当教官を選ぶことができるので、逆評定で大仏判定されている教官からピックアップするのが基本となります。
とはいえ、ぼっち環境には耐えられないので、他クラ面子で徒党を組むことになったのですが。。。
女神メアリー=ナイトン=アリス
最重要だったのは英語IIです。
別記事でお話ししましたが、大鬼タンクレディ氏に滅多打ちにされたため、ほぼ0点で、平均合格を利用することもできません。
一番伸び代のある科目でした。
Are you at the second class ? Get out. You can’t !
とまあ、つまみ出されてしまったわけです。
いわば一度不可を食らっている前科者ですから、仕方ありません。
留年の2文字がチラつきます。
そこで、後輩が履修している教官について尋ねてみると、
ナイトンすね。
逆評定で「鬼」に列せられていた教官だったので衝撃的でした。ただ、仲のいい後輩だったので、出席のモチベーションになると思い、乾坤一擲ナイトン氏に賭けることにしました。
講義は、テーマを決めて、各自3度ほど各回違ったスタイルで数分間スピーチをするというものでした。
ちなみに、このときの私の英語力たるや、それはそれは酷いもので、ぶっちゃけ今の方がマシなくらいです。
しかし、他クラはプレゼンの順番が早いので、基礎演習と同様ハードル激低な状態で臨めました。
痴漢冤罪と女性専用車両が乗りやすい車両に設置されていることへの疑問などについて話した記憶があります。
79点良という予想より上々の結果でした。ありがとうナイトン。
隣の芝生は本当に青い
英語IIの問題が解決し、残る問題は英語Iです。
2年生の冬学期の担当教官は、講義中になぜか私によくあててくるおば古めのお姉さんだったのですが、TAの女性がとびきり美人だったので、通うインセンティブがあったわけです。
しかし、2週目から優男にバトンタッチ。3週目も4週目も優男。。。
「神は私に留年しろと仰せか」そう思った4週目の晩に天啓が来たのです。
その晩、同期の友人と食事を食べていました。
英Iに出るのが辛いんだが
俺のところ巨乳の美人だぞ
TA?
いや教官
まじかよ何号室?
○○号室
隣じゃねえか!お前のところで受けるわ
その代わりうちのクラス裏紙でディクテーションあるぞ
うちのクラスはないから俺はぼーっとしてるだけでいいんよ。
クズすぎて草
ここで、英語Iのシステムについて説明します。
IIと異なり、教官は違えど教材は同じで、毎回配られる共通のワークシートの提出をもって出席扱いとなります。つまり提出自体は、友人のクラスではなく私のもといたクラスにしなければなりません。
友人のクラスでは、リスニング教材のディクテーションがありましたが、私のもといたクラスはありません。ディクテーションをすることは蛇足なのです。
まとめると、
美女のレクチャーをうけ、講義中に当てられることなく、ディクテーションはサボりつつ、講義が終わったらすかさず隣のもとのクラスへ行きワークシートを提出する
というなんという俺得展開であった、ということです。まあ、
隣のクラスの友人A「なんでお前ここにいるの?」
元のクラスの友人B「お前いたっけ?」
のような雑音が聞こえてきましたが、気にしない気にしない。
こうして79点良をもぎ取りました。
英語の成績は、、、
英I 不可不可不可良
英II不可良
で52.5点の平均合格でした。危ない危ない。
駒場ック
冬学期に入ると、経済学部の基礎講義が始まります。ミクロ経済、マクロ経済、経済原論、現代経済、会計、ファイナンス、統計、経営、経済史の9つで構成されています。
卒業までに7/9を最低限取得する必要があります。
ここでなんと、ミクロ、会計、経営を取りこぼしてしまいます。
今考えてみれば会計と経営取りこぼしたんかいwと思ってしまいますが、スーパー言い訳大臣になると、
会計:
廃止が確定していた持分プーリング法を猛プッシュする教官で、他にも古い学説を支持する傾向にあり現行会計基準を理解していても単位がとれなかった。
経営:
システムとメカニズムの違いは~みたいな文系の極みのような講義でドロップアウトした。
翌年、その上位科目である、財務会計・管理会計・経営戦略・経営管理を好んで取得したことを考えるとよっぽど嫌だったんだろうなと、今も思います。
さて、6/9だった私を待ち受けるのは、最低でも1科目再履修することでした。
翌年本郷にある経済学部に進学できたとしても、わざわざ1科目を受けに駒場に戻らなければなりません。
留年と区別するために、これを駒場返し、駒場ックと呼んでいました。
この駒場ックの真の恐怖は、履修登録の際に移動時間が加味されることでした。
駒場東大前→渋谷乗り換え→溜池山王乗り換え→東大前または、駒場東大前→明大前→新宿乗り換え新宿西口→本郷三丁目、とまあどちらにしろそこそこ地獄の乗り換えです。
駒場の講義が2限にあった場合、本郷の1限は受けられません。
3限は昼休みを挟むので、その時間で充分移動可能とみなされ、受けることができます。
行くのが面倒だったので、後輩に課題のレジュメだけもらってきてもらい、ミクロの単位を取りました。あぶねえあぶねえ。
資格の学校とダブルスクール
時はさかのぼり5月ごろから、資格の学校TAC渋谷校に通い始めました。
このままじゃだめだという危機感からですね。
日サロいってそうな簿記の先生に、ビビン丼をこよなく愛する管理会計の先生、無人島にはドルをもっていくと豪語した財務諸表論の先生、インテリヤ〇ザっぽい企業法の先生など、個性的な先生に囲まれてそこそこは楽しかったのですが、、、
いかんせん、内容が地味である。。。
RPGのレベル上げは嫌いじゃありません。なぜかというと、その先に「必ず強くなる」という対価が約束されているからです。
一方、地味な簿記作業の末に待つ会計士試験の合格は約束されていません。
というわけで、一通り受講はしたものの、試験はドロップアウトしてしまうのですが、簿記の基本はここにて習得。
現在自分の法人で用いる分にはまったく問題ない、というわけです。
まさかこんなもんが役に立つなんて、当時は思ってもみませんでした。
美登利寿司とラーメンはやし
さて、このTAC渋谷校、現在と当時では場所が異なりまして、東大の駒場キャンパスからはかなりアクセスしやすい場所にありました。
井の頭線渋谷駅のアベニュー口からほどないところにありまして、その近くにあるのが、美登利寿司のマークシティ店とラーメンはやしです。
ラーメンはやしはまだ行列店ではありませんでしたが、美登利寿司はすでに行列店でした。
開店30分前から並んでいたものです。
ファンドに丁稚奉公
ファンドと一口に言っても〇〇ファンドと名の付くものはたくさんありますが、当時の日本はファンド黎明期、ヘッジファンドこそ有名でしたが、プライベートエクイティなどが有名になるまでまだ少し時を要します。
座学ばかりでなく実践がしたくて弟子入り。
最初は見学みたいなものでしたが、ほどなくして仕事を任され、少しずつお金をもらえるようになります。
この仕事から得たお給料がFIREの原資となるわけですが、まだ先のお話し。
まとめ、あとがき
いかがだったでしょうか?
何が身を助けるか、わかったもんじゃありませんね。
翌年の大学3年のときに、金融の知識が身について、仕事も順調になります。
ご精読ありがとうございました!
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